ChromaJean

Jeanious One LC

分析・分取・濃縮プロセスを一気通貫するソリューション

ChromaJeanは、これまで孤立していた各プロセスをシームレスに連動させることで、
クロマトプロセスの仕組み化を実現しました。

分析・分取・濃縮プロセスを一気通貫するソリューション

仕組み化の3大要素

  • 規格化
  • デジタル化
  • 精度担保

サービス説明

 設計・セットアップ

お客さまの取り扱う化合物群に適した「LC/MS装置×溶離液×カラム×測定条件」の組み合わせをデザインします。
当社独自のソフトウェアを導入し、装置メーカーと共にハードウェアを調整することで、システム全体をセットアップします。

オリジナルソフトウェアBe the Rudder

スクリーニング分析の結果から、最適な分取条件を設計するソフトウェアです。
過去のデータと比較したり、自身で考えたりすることなく、分析結果を読み込むだけで、分取条件を設定できます。

オリジナルソフトウェアBe the Funnel

分取結果から、遠心濃縮機での濃縮をサポートするソフトウェアです。
ナビゲートに従って作業するだけで、途中でリバランスする必要もなく、安心して濃縮できます。

オリジナルソフトウェアBe the Anchor

装置管理とトラブル対応を支援するソフトウェアです。 装置性能の確認試験を毎日自動で実施・判定するため、不具合が深刻化する前に発見可能です。
トラブル発生時の対応やメーカーへの引き継ぎは、ソフトウェアのナビゲートに従い、スムーズに実行できます。

クロマトプロセスの
効率化・高速化・脱属人化

BEFORE

複雑で属人的なクロマトプロセス

複雑で属人的なクロマトプロセス

AFTER

Jeanious One LC導入後

クロマトプロセスの短縮 / 試行錯誤の苦労からの解放 / 技術取得・教育の負担軽減

ご利用者の声

舛屋 圭一 様

Keiichi Masuya

ペプチドリーム株式会社
取締役副社長 COO


導入サービス:Jeanious One LC(ペプチド分取用逆相HPLCプラットフォーム)

ペプチドリームでは、日々極めて多くのペプチドを合成・精製・QCする必要があり、約10年前からそれらに対する技術革新を行ってきました。種々の施策のもと、合成時間の短縮や粗生成物の純度向上、QCの時間短縮は満足するレベルになったものの、分取精製に関してはまだ“職人的な”要素が多く残り、効率化を完全には達成することが難しい状況でした。
ChromaJean社の精製プラットフォームを導入したことで、昼夜稼働も含めて必要な精製段階の効率化が行え、全体のフローを大きく改善することができたことに満足しています。

竹内 隆博 様

Takahiro Takeuchi

帝人ファーマ株式会社
創業化学研究所
分析チームリーダー


導入サービス:Jeanious One LC(低分子化合物分取用逆相HPLCプラットフォーム)

他社と比較し、自社の逆相系での分取精製レベルは非常に高いことを自負していた一方で、専任者が極限まで効率化していたため、さまざまな作業に属人的な要素が存在していることを、組織の持続性の観点からも懸念していました。
ChromaJean社のプラットフォームを導入したことで、初級レベルの担当者であっても、依頼から分取精製、濃縮乾固、純度分析、返却までのワークフローを、これまでの3分の1の日数で安定運用できるようになりました。いまでは、「誰がやっても、同じ時間で、同じ結果」を得ることができるこのプラットフォームを手放すことはできません。ここまでの自動化・効率化は経験したことがなく、今後ラボ・オートメーションを推進するうえで中核技術となると思います。

※実験環境によって導入効果は異なる可能性があります。
※お客さまの所属などは取材当時の情報です。